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SCS評価制度「指定委員会」が始動。評価機関・技術検証事業者・研修事業者の指定基準(案)を審議

何が公表されたか

IPAの「SCS評価制度」ウェブサイトの「制度規程・委員会」ページに、新たに「指定委員会」の項目が追加されました。2026年8月7日の更新で、指定委員会の委員長・委員の名簿と、2026年7月27日に開催された第1回指定委員会の配付資料・議事要旨が公開されています。

事実の要約

  • 指定委員会は、★4の第三者評価を担う「評価機関」、技術検証を担う「技術検証事業者」、SCS評価制度の研修を担う「研修事業者」の指定審査を行う委員会です。委員長は島田毅氏(松山大学 情報学部情報学科 教授)、委員は4名です。
  • 第1回(2026年7月27日)の配付資料では、評価機関規則・技術検証事業者規則・研修事業者規則の3規則と、それぞれの指定基準・指定手順・申請様式(いずれも案)の全体構成が示されました。内容はまだ審議中で、確定はしていません。
  • 今後の開催計画も明示されました。第2回指定委員会(2026年8月20日)で指定基準・指定手順を審議・決定し、評価機関等の公募に関する審議を行う予定です。第3回(2026年12月上旬)では、評価機関・技術検証事業者・研修事業者の実際の指定に係る審議を行う予定です。
  • 議事要旨では、公平性の判断基準(個人単位か組織単位か)や、指定後に利益相反が生じた場合の検知プロセスなど、実務上の論点が委員から指摘されています。

誰に何の影響があるか

★4取得を検討している企業への直接の影響は、現時点ではまだありません。評価機関・技術検証事業者そのものの指定は12月上旬の審議を経て決まるため、「どの機関に評価を依頼できるか」が分かるのはまだ先です。

★3取得を目指す企業にとっても、直ちに動きが必要になる話ではありません。ただし、評価機関等の規則・基準が確定する予定の8月20日は、IPAのよくある質問A2-2にある「専門家・評価機関に関する規則は2026年8月頃に公表予定」の実体に当たると当社は見ています。この日程が明らかになったことは、制度全体のスケジュール(申請方法・解説書は10月頃、評価機関の公開は12月末頃、専門家の公開は2027年1月以降)が計画どおり進んでいることの裏付けになります。

様子見の企業にとっては、指定基準案の章立て(法的責任・公平性・評価品質・機密保持等)から、評価機関に求められる水準の厳格さがうかがえる点が参考になります。

今やること

現時点で企業側が動くべきことはありません。8月20日の第2回指定委員会で規則・基準が審議・決定される予定なので、その結果を待つのが正しい対応です。当社もこの公表を継続して確認します。

出典

本記事は2026年8月18日時点で公開されている経済産業省・IPAの情報に基づいています。制度の詳細は今後変更される可能性があります。最新情報は出典元をご確認ください。

大原
大原
株式会社BFTのマーケティングを推進しています。

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